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2013年フレッシュマンキャンプ

13生 藤井康平
 
4月5日、中国語学科生である私たちは、愛知県犬山市にある野外民族博物館―――リトルワールドにフレッシュキャンプとして訪れました。
 
フレッシュキャンプとは、文字通りの意味で、各学科の1年生同士がお互い親睦を深め合うために様々な場所で交流し合うとても楽しめる行事です。入学式が4日前にあり、まだお互いのことをあまり知らない私たちにとって、互いを知り合うことのできるまたとないチャンスであるこの行事は、有意義な時間になることは間違いありませんでした。
 
私は成人に近い歳の身でありながらも遠足前の小学生のように心が弾んでしまい、キャンプ前夜、あまり寝付けませんでした・・・。当日は快晴、私たちは名古屋駅からバスで出発しました。出発してすぐに行われたのは自己紹介でした。それぞれが個性ある自己紹介をするたびに周りからは歓迎の拍手がバスの中に湧き上がりました。
 
その時、一緒にキャンプに参加してくれた上級生の方たちから自分の名前の中国語読みを教えてもらいました。自分の名前を中国語で読むとこうなるのだとみんな驚いたような顔をしつつ、周りの人と名前を言いあい笑いあってとても面白かったです。そうこうしている間にバスが目的地へと着き、私たちは気のあった人と一緒になってリトルワールドへと和気藹々と入って行きました。
 
リトルワールドの園内はどれも素晴らしいものばかりでした。各国ごとにある特設ブースなどにはその国が凝縮された小さな世界が展開されており、そこにある独特な雰囲気が私たちをそれらの国へと連れて行ってくれました。そこで食べることが出来るそれぞれの国の自慢の郷土料理にはクラスのメンバー全員がその美味しさに舌を巻き、その国独自のお土産には各々違った反応をしつつ、お互いがそれについてどう思っているかなどを話し合ったり、民族衣装の試着をしてみてその民族になりきったり、と面白おかしい時間を過ごしました。
 
また、こんなにもたくさんの楽しく、美味しいものがあるものですから、支給された6,000円分のチケットをどれに使おうか、とみんなで話し合ったりしたものです。私はマカロンなどの国を代表するお菓子に結構な額のチケットを使ってしまいましたが・・・
 
帰りのバスは行きの時とは違い、どこか落ち着きがありました。周りを見渡せば、疲れて眠る人、周りの人たちと話し合っている人が目につきました。全員ともとても満足気な顔をしているのがとても印象深かったです。
 
フレッシュマンキャンプが終わり、みんなとの距離が縮まったように感じられます。 また、先生との距離も同じように感じました。私たちは1年生。小さい世界を知った今、外の大きな世界への足がかりを手にしたような気がします。ならば、次は・・・
 
 
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