第21回中国語弁論・暗誦大会出場者や来聴者の感想
A.暗誦大会
鷹野かおりさん 暗誦大会ではとても緊張したものの、今までの練習の成果は発揮できたと思います。しかし同級生のみんなの暗誦を聞いて、私ももっと発音や声調がきれいになれるように頑張らなければと思いました。また、独自で笑い声やジェスチャーを付け加えるなど工夫をしている子もいて良い参考になりました。今回、二位に選ばれてとても嬉しかったです。まさか自分が入賞するとは思ってもいなかったので驚きましたが、これからも向上心を忘れずに日々努力していこうと思います。 また、私は午前の弁論大会から出席したのですが、先輩たちの流暢なスピーチを聞いて感動し、とても刺激を受けました。また司会を務めていた方々はまるで中国人留学生のように中国語を話していたので中国語学科の先輩だと知って大変驚きました。自分もいつの日か先輩たちのようになれるよう目指して頑張っていこうと思いました。 そして暗誦大会出場のために、休み時間や放課後に丁寧に指導をしてくれた留学生パートナーには感謝の気持ちでいっぱいです。彼女の支えがあったおかげで私は暗誦大会をやり遂げ、入賞することも出来ました。またパートナー制度がきっかけで留学生ととても仲良くなることが出来たので、この制度はぜひこれからも続けて欲しいと思います。
T.Mさん 私は暗誦部門で「桂林山水」をやりました。この課題文には、私が1番苦手としている発音がこれでもか!というくらいありました。全体の話の内容が好きで、発音など全く考えずに選んだので、練習をしていて何度も壁にぶち当たりました。何度やっても「違う」と言われ続けて、練習する度にへこみました。でも、留学生パートナーがすごく熱心に指導してくれました。おかげで苦手な発音も以前より少しは良くなったかなと思います! 留学生の張雲旭さんに、本当に!本当に!!感謝です★彼女が厳しくしてくれなかったら、いい結果を得ることはできなかったと思います。留学生と一緒に練習できるのは、とてもいいことだと思いました。留学生の友達も一気に増えたので、嬉しいです。 来年も今回以上に頑張って、弁論部門に出たいと思います!
WISHさん 大学から中国語を習い始めた私にとって、今回の暗誦大会に参加したことはとても自信になりました。 しかし、他の出場者や高校生の方の暗誦を聞いて焦ったのも事実です。これからもっと努力をしていかなければならないと思いました。 また、中国人留学生の方からの親切な指導を通して、中国語はもちろん中国という国への興味、関心も深まりました。来年には弁論大会へ出場し、今の自分からどれだけ進歩したのか確かめたいと思います。
Daxi Yayiさん 暗誦大会に出て、良いスピーチができたわけではないが、自分のためになったと思う。留学生に指導してもらうのは、発音練習もしっかりでき、またいろいろな話を聞けるのでとても刺激になった。この大会に出ることによって、中国語への思いが変わった。本当に良い経験になった。ただ、先生からのコメントを一言ずつでいいのでもらえると良かったなあと思った。
匿名希望 私は高校2年時から中国語を授業の一環として勉強してきたので発音はanとangの違いに苦しんだくらいで留学生の子に指摘されることはそれほどありませんでした。 暗誦大会に向け、練習していく中で最も難しかったのは文の意味を考えながら行う抑揚や強弱を含めた表現の仕方でした。 本番でもうまくできずに残念ながら入賞することはできませんでしたが指導してくださった先生方や留学生に感謝し、また来年に行われる弁論大会にもぜひ出場させていただきたいと考えています。
藤野真武さん 本当に情けない発表であったことを謝ります。申し訳ありませんでした。 僕は、物覚えが非常に悪く前日の夜遅くまで頑張ってようやく虚ろながらも覚えたはずでした。某R老師からは既にお叱りを受けました。しかし、暗唱大会で留学生に発音を誉められたのが嬉しくて、暗唱文に出てきた単語が授業に出てくると嬉しくて。 ボロボロではありましたが、最後まで行けたことが本当に満足しています。今大会を通じて留学生と多く関わることができ、Iハウスにも行けました。悲惨な発表ではありましたが、個人的には非常に良い経験になり満足しております。
ま-よ-めいさん 今回自分が参加してとてもいい経験をしたと思います。また先輩たちの弁論大会も聞けて来年に向けての参考になりました。結果はどうであれ改めて中国語を頑張ろうと見直せた気がします。 練習は本当に大変でしたが暗誦大会に参加したことで知った単語もたくさんあります。そして少し自分に自信がつきました。まだまだ勉強しなければなりませんがいろんなことに挑戦するのも悪くないと思います。 来年は弁論で今年以上に頑張りたいです。
中川将来さん この度の暗誦大会は自分の練習不足でした。とても悔いが残りました。 もう少し早い段階から練習をしてもっと余裕をもてればもっともっとよかったじゃないかなぁと思いました。来年の弁論大会は今回の失敗をいかして成功したいと思います。
B.弁論大会
山下幸恵さん 今回一番大変だったのはやはり文章を自分でつくることでした。去年の暗誦大会は文を覚えることから始まりましたが、今回は文章作りからのスタートでした。 私の発音指導の留学生は、とても文書構成の作り方をよく知っていて起承転結がなっていないと、ここの意味は通じないとか、ちょっとここはおかしいというように、発音だけでなく文章の構成まで指導してくれました。最近日本人は、あまりびしっと悪いとこは悪いと言わなくなった気がしますが、今回こういう文章作りを通して話し合いの面白さを感じ、とても鍛えられた気がしました。それに留学生がそれぞれ違う中国語の話し方を持っていることも分かりました。他の留学生に発音を聞いた時、パートナーの子とは違った言い方をしていたのが面白かったです。そういう点からも、自分のやり方を信じることを学び、自分自身の独自性を持つことが大事だと思いました。 今年も弁論大会に参加する機会を与えられたことを本当に嬉しく思います。今回私を教えてくれたすべての留学生と、審査の先生方には本当に感謝しています。ありがとうございました!
篠原洋さん 今回の弁論大会で初めてみんなの前で自分の文章を発表して、とても緊張したし、何度もど忘れしそうでしたが、何とか読みきってほっとしています。 最初、文章を考え始めたときは何を書けばいいか全くわからなくてつまずいていたし、不安でした。先生方や友達の助けがあって、何とかテーマを決めることができ、ホッとしたのもつかの間。どうやったらうまく自分の思っていることを表現できるかわからず悩んでいました。季さんの助けがあってやっと原稿を完成させることができ、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、それと同時に原稿の節々が気になって、もっとこうしたほうがいいじゃないかなって思うようになり、本日までずっと不安の気持ちでいっぱいでした。今日ようやくその不安から解放できました。 そして、今回の弁論大会でいろいろ有って、すごくいい経験もできてとても満足しています。きっと、今回の弁論大会は僕の人生の中で一つかけがえのない貴重な財産になったと思います。本当にやって良かったと思います。 さらに、今後も違う形で弁論大会に参加して、弁論大会の発展に貢献できればいいなと思います。
沼山未希さん 最初は、人前にたって話すことにかなりの抵抗がありました。しかし発音指導の留学生の方がとても熱心に指導してくださり、弱気になっていた私を何度も励ましてくれました。そおかげで、本番は自信を持って臨むことが出来ました。 程よい緊張感の中、自分の考えていることや、気持ちをうまく伝えることができて、終わった後はスッキリした気分でした。友達にも「気持ちがすごく伝わった」と言われとても嬉しかったです。その上、あのような結果をいただいて、がんばってよかったと思いました。しかしあの賞は、協力してくださった留学生の方なしでは成り得なかったと思います。この機会で改めて人との出会いの大切さを痛感しました。そして、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
矢田弘美さん 一年半学習した学生の皆さんが、本当に上手に発表されたのには驚きました。私は、まだまだ発音の苦手なところがたくさんあり、文法も今やっと理解しつつある私にとって、自分も参加することに意義があると思い申し込みましたが、若い学生さん達と一緒にできるのか、足を引っ張るのでは????と、心配でした。 今、私はこの大学で中国語を学べることに、とても感謝しています。
瀬古さん 弁論大会当日までの約1ヵ月の準備期間が本当に大変でした。 空いている時間を見つけては留学生の方に原稿の添削や発音指導をしてもらいました。 この1ヵ月で多くの単語や文法を覚えることができたし、今まであまり気にしていなかった発音も気をつけるようになりました。 弁論大会に出場することになってよかったと思います。
前野洋平さん 正直当初弁論大会に出場する事すら諦めていたのですが、今では出場して本当に良かったと心から思っております。その際留学生の方、先生方、副手さん、その他大勢の方にご迷惑をおかけした事をこの場をお借りしてお詫び申し上げたいと思います。 私は今回の弁論大会を通じて、自分の内容がたとえ些細な事でもそこで卑屈にならずに、それを伝えようと努力する事の大切さを知ることが出来ました。私自身の人生にとって一つのテーマである不登校を題材にする事ができた事を非常に嬉しく思います。中国にはない概念を文章にする事は非常に難しく感じられましたが、その過程で留学生の方が理解を示してくださった事は非常に大きな収穫となりました。またモノでも人でも何かを好きになると人は強くなれます。私自身がここまで中国語と向き合えて来られたのは単純に中国が好きというたったそれだけの理由です。「好きこそ物の上手なれ」、「継続は力なり」という言葉の意味を今になって理解した気がします。時には自分自身の努力の足りなさに悔しい思いをすることもありますが、好きというだけで中国語学習を続けられて来られた事を素直に嬉しく思います。これからも引き続き努力をして行きたいと思っております。支えてくださったみなさんには感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
K.Yさん 今回の発表は今後の将来を決める上での重要な経験となった。中国語で文を作り、暗記し、発表するという一連の作業がこんなにも大変な作業とは、論文制作当初は思いもしなかった。しかし、今回の発表によって中国語の作文のやり方を僅かでも理解することができ、又、長文読解の力も身に付いてきました。今後さらに中国語の勉強に励み、留学にも挑戦し、自分を更なる高みへと走らせたいと思います。
A.Mさん 弁論大会は、留学にいく前の度胸試しとしてとても有意義なものでした。更に留学生や先生方の発音指導も受けることができ、とても良い経験になったと思います。私の中国語はまだまだ下手なので、留学生活を充実させたいという思いがいっそう強くなりました。これからも、日々努力していきたいです。
S.Aさん 約1ヶ月間、日本語の文章を考えるところから始まり、内容、発音など苦労しました。けど、苦労した分弁論大会を終えた後は達成感でいっぱいでした。 自分の中ではなかなかなできだと思ったけど、他の人の発表を聞いて内容、発音において自分はまだまだだと感じました。 今回の弁論大会は自分のレベルを知るいい機会でした。これをきっかけに、さらに中国語の力をのばしていきたいです。