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2009年度中国語スピーチコンテストの感想文

   2009年度中国語スピーチコンテスト出場者や来聴者の感想 

 

【暗誦大会感想】

Y.M

私は今回の暗唱大会に出ることによって改めて自分自身の中国語の力を知ることが出来、また練習する時のネイティブのパートナーによる指導により少しずつ成長させることが出来たと思います。これから今回の大会で学んだことを授業や様々な大会に出場したりして活かしていこうと思います。

 

②川瀬 桜子

私は暗誦大会に出場するに当たり、とても悩みました。もともと人前に出ることが苦手なのに、暗誦して発表するなんて私にできるのだろうか…と色々考えていました。しかし、暗誦大会に出場できるのは今回だけということと、半年間中国語を学んだ自分の実力を試してみたいという気持ちから出場を決意しました。

大会の1カ月程前から中国人留学生の方に発音指導をしていただき、練習を重ねていきました。私に発音指導してくれたのは、孟さんという今学期に日本に来たばかりの大学院生でした。孟さんとは、様々なことを話しながら楽しく練習できたので、1カ月がとても短く感じました。そして大会当日、私はとても緊張していましたが、「まずは落ち着いて、間違えずにスラスラ暗誦する」という目標を胸に、無事暗誦することができました。

大会後、審査員の先生に個人的に評価を聞きに行ったところ、私はけんぜつ音と有気音の発音が良くないことがわかりました。また、表現力(文と文の"")が全くなかったことも指摘されました。あれだけ練習したのに、自分は全然できていなかったんだ、と正直落ち込みましたが、これらは暗誦大会に挑戦したからこそ気付くことができたことなので、出場して本当に良かったと思います。

これらの反省点をしっかりと見直し、次に繋げていきたいです。

 

③草間 美保

暗誦大会を通して中国人留学生と、より親密な関係になることが出来た。今まで以上に昼食時会話が弾むようになり、楽しい時間を過ごしている。

大会当日は一番手という事もあり、とても緊張していた。そのせいで、元々早口だったものがさらに早口になってしまい審査員の方も一般の方も聞き取る事が出来なかったと思う。文と文の間にきちんとポーズを入れて、聞く人たちが聞き取りやすいように丁寧に話さなければいけないことに気付いた。又、中国のポップミュージックなどを聴いて普段から中国語に触れようと思った。そして何よりも中国語を学ぶ向上心が少し上がった気がする。

 

K.K

今回のスピーチコンテストへの参加は、4月に中国語を学習し始めてから現在に至るまでの自分自身の成長を実感する良い機会だったと思います。

個人的な考えですが、中国語において一番難しいことは話すことだと思っていたので、今回の大会を通して話す力を磨こうと目標を立てました。中国語は同じ表記でも4つの声調があり、発音次第で意味が異なります。1つひとつの発音がとても重要です。そのことを普段の授業で感じてはいましたが、実際の自分自身の発音はあまりよくなかったのが大会前の現状でした。

暗唱課題文をどれにするか決め、ピンインのとおり忠実に発音することからはじめました。音読する状態で声調が安定するまで何度も練習しました。大会に参加してよかったと思うことは、中国人大学院生の方と1対1での発音指導を受けることができたことです。自分だけではどうしても客観視できない部分や気づかない部分、例を挙げると、話すスピードや声調のくせ、文章の区切り方等々を指摘してもらえました。自分では発音できているつもりでも相手に伝わっていないことに対して落ち込むこともありましたが、それよりも指摘に対して応えようという気持ちを強く持って、あきらめず練習を続けました。指摘された部分が書き込まれ、真っ赤になった原稿は練習の証となり本番当日には自分への自信につながりました。本番を終えるとなんだか参加前の自分の発音からかなり上達しているような気がしました。不安な気持ちで参加を決意したあの頃とは違い、発表が終わった今は、達成感でいっぱいです。

この大会は、自分自身の中国語の学習到達度をはかることができるものでありますが、それだけではなく人前で発表する度胸もつけることができたと思っています。今後、自分の意見を述べる場面がたくさんあると思います。いずれわたしたちもやっていかなければならない就職活動等にこの度胸を生かしていけるのではないでしょうか。自分の中の目標であった中国語を話す力を高めることができたうえ、さらに度胸もつきました。こうして見てみると収穫はたくさんあったように思います。積極的に参加する姿勢でこそ、こうした良い結果が自分に返ってきたと考えています。これからも積極的な姿勢でさまざまなことに臨んでいこうと思います。

 

⑤鈴木 志奈

今回の暗誦大会を通して、もっともっと中国語の勉強を頑張ろうと思えました。文法を理解するだけではいけないし、ただ暗誦出来るようになるだけでもダメだということに気付きました。やはり中国語を学ぶなかで大切なことは、発音だと思います。その発音がまだまだ出来ていないところが多いので、それを意識していきたいです。また、中国からの留学生の方に指導していただけたのは、いい経験になったと思います。やはりそこでも何度も発音の良くないところを指摘していただきました。11で指導していただけたので、普段曖昧にしていた自分の発音の悪さがわかりました。

今回の暗誦大会を経て、自分がこれからやるべきことを見つけられました。これからも中国語の勉強を楽しく、頑張っていきたいと思っています。

 

⑥高橋 礼奈

今回暗誦の部に参加して、自分の勉強不足を感じさせられた。自分は発音はもちろん、あまり自分で練習しようとしなかったので、緊張のあまり、台詞が言えなかったのが悔いに残った。他の人の発表や高校生の発表を聞いて、来年出場する時には、しっかり練習して本番に備えようと思った。しかし、その一方で、自分の弱点や良い所が分かった気がする。今後の勉強の参考にもなったと思う。これからも、中国語の勉強をしっかりやりたい。

 

⑦山下 緑

暗唱緊張したけどすごくいい経験になりました!!!発音が前よりも上手になって少し自信がつきました。

 

【弁論大会感想】

①石黒 裕美子

弁論大会は自分にとって中国語を学ぶ上での大きな進歩となりました。思い通りに話すことができなかったのがとても悔しいですが、それまでのプロセスは勉強になることばかりでした。自分で文章を考えて、翻訳することは難しく単語や文法の知識が増えました。また留学生の方と交流する機会にもなり、中国語のことはもちろん、中国の大学のことも教えていただけました。発音は日々練習していことが大切だと思うので、これからもっと頑張っていきたいです。

 

②井村 亜季子

今回の弁論大会は学祭と一緒の日に行われて一般の人は去年より見やすくなったと思います。来年も学祭と合わせると高校生も見に行きやすいと思います。

 

③岡田 拓也

いやいやで出た弁論大会だったけど、こんなに楽しいものになるとは思いませんでした。留学生のパートナーとの練習は刺激的でもあったし、何よりも楽しかったです。ただ、留学生との練習ばかりをあてにし自分だけでの練習が疎かになったのは反省点です。また、発音が悪いのは言うまでもないことだけど、自分には表現力や発表における工夫が皆無だったと思うので、そこらへんも練習できればと思いました。それでも、目標であった「最後まで言い切る」ということができたのは自分にとって自信にもなりました。黄先生とかなり目が合っていたのは気のせいでしょうか・・・。ただ、先生が頷きながら聞いてくれたので、少し緊張がほぐれました。いずれにせよ弁論大会に参加したことにより自信もつき、またやる気も少し出てきたので、自分にとってはいい経験になりました。

 

④中川 将来

この度の弁論大会は、文章を作ることが一番難しかったと思います。

日本語と中国語の表現のしかたの違いを留学生から学びました。大変自分にとってはプラスになったのではないかとおもいます。文章が出来あがったあとはひたすら読んで読んで覚えました。

昨年の暗誦大会で失敗して恥ずかしい思いをしたので今年こそはと気合を入れていたのですが、ただ単に読むのでは聴いている人にあまり通じないと留学生に言われ、表現や強弱をつける練習をしました。はじめ僕は簡単に出来るだろうとなめていました。しかし、実際やってみると大変難しくて留学生に見本をしてもらってその後真似をしてみてもなかなかうまくいきませんでした。それに文章を読みなれるにつれて流ちょうにはなったももの、早く読みすぎしまいには早口になってしまったりしてうまく表現することがなかなかできませんでした。練習ではうまくいったものの、本番になり人前になるとやはり緊張してとても早口になりました。

人前でスピーチするというなかなか経験できない貴重な経験をさせていただいて僕は本当にこの大学で中国語を学べて本当よかったと思います。また自分の中国語のレベルも知ることが出来てよかったです。もっともっと日々自分の中国語のレベルをあげていかないといけないと思います。

 

⑤平口 雄太

今回、弁論大会に出場するということが、とても有意義であり大変なことでもあると実感しました。中国語で文章を作り、文章を暗記し、発表するということが、こんなにも難しいものなのだと初めて知りました。しかし、私は緊張などできちんと発表することができませんでした。

他の発表を聞いて、自分が最も出来が悪かったと思います。中国語のレベルも練習量も気持ちの部分でも、私は他の発表者より劣っていたように思いました。発表を終えた達成感よりも後悔の方が大きいです。私はこの弁論大会からたくさんのものをもらいました。有意義なものにするかしないか、それは結局自分次第であること。そして、自分の言葉を伝えることの難しさ、それには必ず継続した努力が必要なのだと改めて実感しました。そういう意味で、私は今回とても貴重な経験が出来たのではないかと思います。

 

塩路 千歩

最初は、本当に弁論大会に出るのが嫌でした。嫌だと思っていたせいか、なかなか文章を考えることができないし、練習もやりたくありませんでした。でも、留学生が熱心に指導してくれる姿を見て、“次の練習の日までに、ここまで覚えよう”と自然と目標を立てるようになっていました。家でも、時間があれば口ずさんでいました。弁論大会当日は、緊張というよりも早く発表したいという気持ちの方が大きかったです。私の番は最後の最後でした。みんなの発表が終わっていくにつれて、私の緊張もほぐれていきました。いつもなら人前に出ると緊張してしまい震えがとまらなくなり、頭が真っ白になるのですが、むしろ笑顔が出せるくらいで、緊張という言葉が私の頭から消えていました。結果はどうであれ、楽しもうと思いました。そう思うことで自分のなかで余裕ができ、発表も今までで一番良いものとなりました。終わった後は、達成感と満足感でいっぱいでした。結果は3位と、まさか入賞できると思っていなかったので本当に嬉しかったです。指導してくれた留学生への感謝の気持ちでいっぱいです。そしてこの結果は、これから中国語を勉強するにあたって、また、留学するにあたり、私にとって大きな自信につながります。改めて中国語を学ぶ楽しさを知りました。今は、弁論大会に出て本当によかったと思っています!これからも頑張ります!