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2018年度海外研修②

初めての中国

 17生 猪亦 実季穂

 今回約3週間、海外研修に参加してきました。中国の街は何時でも賑わっていて、凄く活気を感じました。中国の空気は毎日汚いわけではないし、中国の人も私たち日本人に対して優しく、親切にしてくれました。中国語の上手くない私にゆっくりと話しかけてくれたり、上手く発音できないときには嫌な顔をせずに一生懸命聞き取ってくれました。発音の難しい中国語で研修に行く前は心配でしたが、親切な中国の人たちに助けられ、充実した日々を送ることができました。

 海外研修の一環としてインターシップではイオンとキューピーに行きました。両者とも日本の企業ですが、日本にあるイオンやキューピーとは違い、中国で受け入れられるように商品の並びだったり、味覚だったり、中国人の生活に合うように工夫されていました。

 例えば、日本のイオンでは魚販売する時に、加工してパック詰めされている事が多いと思います。しかし、中国では加工したりパック詰めされてるものは、古いものと印象付けてしまうそうです。なので日本の魚屋のように、加工されずにそのままの魚を氷の上に並べて販売していました。ここで日本人と中国人の考え方の違いを実感しました。

 そして私が一番驚いたのはキューピーでの試食でした。初めて試食した中国製のマヨネーズは日本製のマヨネーズの酸っぱさとは違い、甘い味のマヨネーズで驚きました。普段食べているマヨネーズの味が全く違うものでこれがマヨネーズなのかという思いもあり不思議な感覚でした。日本の企業が日本の味をそのまま生産し販売するのではなく、中国で受け入れられるように努力していることを知ることができました。

 今回の研修は中国語の勉強、インターンシップ、中国の史跡巡りなど充実した日々を送ることができました。そしてなによりも現地で楽しく生活できたのは、私たちのお世話してくれた現地通訳の皆さんのおかげでもあります。彼女たちは流暢な日本語を話し、日本の事もよく知っていて、日本人以上に日本のことを勉強していると感じました。彼女たちと話している時、おすすめの歌手を聞かれました。私がおすすめの歌手を答えると、知っている、この歌手のこの曲が好きと教えてくれて、日本人と話す時と同じように日本の事について会話することができました。さらに私の知らない日本人の歌手もよく知っていて、日本の事が本当に好きなのだと、とても嬉しくなりました。私も彼女たちと中国の事を中国語で話せるようにもっと勉強して、また中国に行きたいです。

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