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2011年度海外研修

                          10年生  花井一都子 

  大家好!私は今年の夏、北京外国語大学に短期留学に行ってきました。外国に行くのは初めてで北京のなにもかもが珍しく感動ばかりしていたのですが、その中でもっとも心に残ったことについてお話ししたいと思います。それは食のうまさです。中華料理は油を使ったものが主ですが、飽きることなく食べ続けられるほど一品一品が特徴的な味付けをしていました。中国の食文化は昔からすばらしいものだと聞いたことがあったのでどれほどのものかと期待していたのですが、見事に私の期待に応えてくれました。  

  

  まず朝食の定番である包子。中国人は主食として食べるようですが、私からすれば一口まんじゅうのようなもの。何個も食べて包子だけで満腹になった日もありました。もちろん耐えきれず打包(持ち帰り)もしました。昼食・夕食には食べきれないほどたくさんの種類の中華料理が出てきて、中でも評判が高かったのがチャーハン。本場の中華料理は日本と調味料が違うからか口に合わないようなスパイシーな味付けのものから、甘かったり、あっさりしすぎだなと感じるものが多々あったのですが、このチャーハンは日本人が作りたくてもなかなか作り出せない、パラパラなお米にしっかり味が付いている、理想的な味でした。チャーハンが出てくる日には決まって大皿がからっぽになって、おかわりが運ばれてくるほどの人気っぷりを見せてくれました。  

 

  チャーハンは中華料理の代表として素晴らしい料理なのですが、私が一番感動した食べ物は、北京に行ったからには必ず食べて帰らなければ行った意味がないと言われるほどの有名料理、北京ダックです。北京ダックは北京の伝統的な料理で、特有の食べ方があり、とても趣があります。食べ方に決まりがあるといっても、日本でいうひつまぶしみたいに自由にいろんな食べ方を楽しむことができ、お肉は表面がカリッとして中が柔らかいのでそのまま食べても十分おいしかったです。北京に行ったら必ず北京ダックを食べることをオススメします。  

 

 中国の料理は日本と水・調味料・食材から全て異なるので、行ってすぐは私たちの胃に合わなく、お腹を下したり便秘になったりして大変でした。けれども、食べ慣れれば食の天国のような所です。実際に私は毎日毎食食べ過ぎて5キロほど太ってしまったわけですが…あんなにおいしいから仕方ない。本場の中華料理の虜になってしまいました。今度は辛くて有名な四川料理を食べに、中国に旅行に行こうかと計画中です。  

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