2017年度海外研修①
短期留学を通して
私は2017年7月29日から8月20日までの海外研修で北京を訪れました。中国に着いて驚いたのは、メディアが流しているほど空気があまり汚れてなく、気候が快適、物価が安く買い物に適していた事ですが、何よりも驚いた事は、中国に行く前や滞在中も色々な人からスリ、盗難に気を付けるよう言われてきましたが、公安の力が働いている御蔭か一度もそういった犯罪に巻き込まれませんでした。
頤和園、万里の長城、故宮といった北京にある世界遺産を観光する事で中国の歴史や文化を肌で感じ、中国に対する興味や関心が湧きました。
午前中は本校との提携先である北京外国語大学で三週間中国語の授業を受け、午後や土日はほとんど自由時間で大学の最寄り駅である魏公村を離れて自分達が行きたい場所で買い物、動物園、映画鑑賞等娯楽を味わえましたが、何れも困った事はやはり「言葉」です。
名古屋外大では日本語を用いて授業を行いますが、現地では完全に中国語で行った為あまり聞き取れなかったけど、先生が私達の為にゆっくり話してくれた事と日々の授業への積極的な参加により先生の言っている事が理解できるようになりました。寮内の係員や外の人々は先生と違って早口でまだ習得していない語彙も含まれていた為、理解できず何を話したらいいのか分からなかったり、私の発音が聞き取れなくてしばしば「啊!?」って聞き返されたりしました。
私達が研修に行く時期に中国は既に夏季休暇に入っていて、現地の学生と交流する事はめったに無いですが、上述により中国に対する印象が変わった事、自分の中国語不足を痛感し、もっと勉強しようと思うようになりました。三年から留学を希望する人にはこの海外研修はお勧めです。