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コロナ禍の留学と就職活動

19生 竹内陽香

 
 各位同學,大家好!中国語学科四年の竹内陽香です。今回私はコロナ禍での留学と就職活動についてお話ししたいと思います。
 私は2019年に入学して2021年1期に一年間交換留学へ行く予定でしたがコロナで何度も入国規制がかけられ出願が出来ませんでした。そこで一年間休学してやっとのことで希望通りではありませんでしたが、2022年2期から台湾に一年間留学へ行く事ができました。
 台湾に着いた直後はまだ水際対策が厳しく一週間ホテルで隔離をしていました。また交換留学先の学校のミスで隔離ホテルが取れなくて、名古屋外大の学生だけ他の留学生より一週間遅れて対面授業に参加になり、当初はオンライン授業で周りが仲良くなっているのにすごく取り残されているような孤独な気分になりました。それから隔離が終わって台中に移動して言語コース以外の授業に参加し、学部授業に参加もすることで、現地の学生と交流する機会がたくさんありました。また慣れない寮生活でしたが、現地の学生と共に共同生活を行うことで、四六時中嫌でも中国語を話さなければいけないので振り返ってみると授業以外にも伸ばせる絶好の機会だと思います。台湾での生活は日本の生活に慣れている私たちに比べると、とっても不便ですが台湾と日本の歴史的な関わりもあり、台湾の方ほとんど日本人に対して優しいです。
 次に就職活動についてお話しします。
 私の性格上、やると決めたことはどうしてもやり遂げたいというのと欲張りが勝ってしまい、どうしてもう一年間留学したかったので台湾現地で絶対に内定を貰って終えるということを目標にオンラインで冬季インターンや実際の就活の面接を行っていました。留学へ行く前に夏のインターンなどいくつか参加して向こうへ行ってからもオンラインで大学の就職ガイダンスや企業説明会に参加していました。留学と就活の両立は正直言ってとても辛く何度もどっちかを犠牲にしようかと考えていました。周りのクラスメイトは就活とは無縁な状況で、日本人の留学生もまだ就活の時期では無いので、日本にいる既に社会人の先輩や就活を終えた同級生にたくさんエントリーシートや面接のアドバイスをもらっていました。早期選考の案内もあったりしたので2月から実際に選考の面接に参加することができ、日本帰国後も最終面接を本社にて対面で受けたりしました。コロナ禍の兆しがまだ残る中だったので、オンラインと対面を混合にして行っている企業も多かったです。
 就職活動時のアドバイスとしては、周りと比べず焦らず着々とこなしていく事だと思います。どうしても不採用の通知などで凹んだり病んだりする事もありますが、自分自身を見つめ直して明るい未来を信じて取り組んで欲しいです。
 
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