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中国語の勉強方法

13生 奥谷伶央

 
 みなさんは普段どのように中国語を勉強していますか?
今回僕は、アニメや動画を中国語で見ることによって習得する方法を提案します。勉強の仕方は様々あり、人によって向いてる勉強法には違いがあるのかもしれませんが、今どうやって勉強していこうか悩んでたりしていたら、とりあえず真似してみてください。
 僕は2回生の夏頃から中国語でアニメやドラマを見て中国語を勉強しています。中国・台湾の動画はほとんど中国語字幕付きなので、わからない単語や使えそうなセリフは裏紙などに書き出して後から調べたりしています。
 ポイントは「毎日継続」と「聞くこと」です。自分が日本語をどう覚えたかを考えてみた時に、何にもわからない赤ちゃんの頃から毎日親やテレビの日本語を聞いて、真似して、だんだんと日本語を使えるようになっていくことが、中国語を使いこなせるようになることにも言えるのではないか、と感じます。
 具体的に思い返してみると、授業中に先生から教えて頂いた中国の動画サイト(优酷、爱奇异等等)をスマホにインストールし、一番初めはクレヨンしんちゃん(蜡笔小新)を毎日地下鉄に乗りながら見てました。1話から130話くらいまで見ました。最初は何を言ってるか本当にさっぱりで、字幕中の知ってる単語を探すことで精一杯です。ですので、見ているだけで内容が入ってくる、とっつきやすいものがいいと思います。しんちゃんだったら1話見終わるのに数分ですし。130話くらい見ていればちょっとしたリスニングはもちろん、字幕を読むのにも慣れてくると思います。
 その後は、ずっと中国台湾ドラマばかり見ています。初めて見たのは、中国人留学生にオススメされた『何以笙箫默』という超絶恋愛ドラマです。小説をドラマ化したもので、映画化もされており、中国人の若者ならみんな知っているはずです。中国人留学生と交流する時、話の話題にもなります。そうしているうちにドラマで好きになった俳優さんや女優さんの出ている別のドラマを見始めたり、ただただドラマを見ることが楽しくなっていました。趣味になったらもうこっちのものです。
 赤ちゃんが初めて言葉を話す平均年齢は約一歳だそうです。生まれてから毎日一年間日本語を聞いて一つ言葉が話せるようになるそうです。語学って継続だと思います。僕が今日見たドラマのセリフは明日には1%も覚えていません。焦らなくていい、長い目で見て、ただ少しでもいいから毎日ってのが大切なのかなと思います。何を言ってるかわからなくてもまずは「爱奇异」で『蜡笔小新』を見続けてみてください。
 
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